皆さんこんばんは、ごぶりんです。
S4お疲れ様でした。
最終盤には切断バグという手法が明らかになったりして、ストレスがヤバい中で上位を目指した方々には本当に敬意を表します。
次のシーズンも頑張ってくださいね(他人事)。
さてこの記事は、Twitter募集単タイプ統一③ ver.剣盾 の内容になります。前回の続きですね。
タイトルを変えているのは、構築記事っぽくなくて読んでもらえなさそうだと思ったからです(俗物思考)。
S4終了後ということもあり、いろんな人の目に構築記事が触れるこのチャンス!逃すわけにはいきません!
ということで宣伝します。
私は今期、Twitterで全タイプの単タイプポケモンを募集して、6匹ptを3つ作って対戦していました。
対戦環境は全てマスボ級で50戦。構築記事にはポケモンの個別紹介に加えて戦績や選出率も掲載しています。この記事も同様の内容になります。
①はこちら→https://gobrin-nagase.hatenablog.com/entry/2020/03/21/230031
②はこちら→https://gobrin-nagase.hatenablog.com/entry/2020/03/31/075656
読んでください!何卒、何卒お願いします!
単タイプという補完を組みにくいptでの試行錯誤や調整が面白い記事となっております。
でも、どちらもシーズン途中に書いた記事なのであんまり読んでもらえてないんです!!
内容に自信はあるんです!個別のポケモンだと参考になる部分もあると思うので!ホントお願いします!
……まあ上で言っているのは建前というか綺麗事で、俺の育成した自慢の地雷ポケモンたちを見てってのが本音です(素直)。
ですが、真剣に勝つためにはどうすれば良いか考えて育成したのは本当です。
お時間ありましたら、前回、前々回の記事もよろしくお願いします。
ふざけつつの宣伝はこれくらいにして、真面目に構築を紹介していきます。
まずは前回、前々回に倣って並びを紹介しますね。
型なんかを予想しつつ、選出率なども推察して読んでみると面白いと思います。
今回使用したptは、
アオガラス、ニャイキング、ネギガナイト、オーベム、クレベース、ヌメルゴン
です。
いやぁ、強そうなptですねぇ!!(不屈の心)
ネタも尽きてきたので、早速個別紹介に移ります。
【個別紹介】
普段から個別紹介だけは常体で書いてて、今回もそうなるんでよろしくおなしゃす。
・飛行枠
アオガラス@進化の輝石
性格:呑気
特性:はとむね
実数値(努力値):175(252)-87-116(244)-×-77(12)-76(個体値7)
技構成:とんぼ返り、挑発、羽休め、追い風
皆さんご存知強ポケの一角、アーマーガアの進化前。
アーマーガアの特性は通常きんちょうかん/プレッシャー、夢ミラーアーマーだがアオガラスまでは通常きんちょうかん/するどいめ、夢はとむねである。
どれもゴミ(きんちょうかんやはとむねはポケモンによっては弱くはない特性ではある。こいつではゴミ)だが、Bダウンしてしまったらただでさえ低い価値が地の底まで落ちると考えたためはとむねを採用。
調整は、HPぶっぱのB輝石補正考慮の偶数、余りDのシンプルなもの。
この子の調整で1番面白いのは、S実数値76にしているところ。
別に76でなければならないわけではなく、76以下なら今回の目的には合致している。S0親個体を用いて厳選していたところ、狙っている個体が出たので採用した。
Sをここまで落としているのは、追い風後に後攻とんぼをするため。
上のラインナップを見てもらえばわかるが、pt全体で足が遅すぎる。
1番速いのがヌメルゴンのS80で、次点がアオガラスのS77とかいう事件。
しかも上から殴られ続けて耐えられる耐久力のあるポケモンばかりではない。
そのため、アオガラスに追い風を採用することはすんなり決まった。
その際に1番意識したのがドリュウズである。
ptの物理受けがクレベースである以上、一致弱点を突いてくる上に型破りつのドリルで粉砕してくるドリュウズが物理アタッカーの中で1番厄介だと考えた。
アオガラスは初手に投げる想定をしていて、初手に出てくるドリュウズは最速襷持ちやスカーフ持ちの印象であるため、追い風時154未満となる実数値を採用した。
A205ドリュウズの岩雪崩2連を確定で耐える程度の耐久は持ち合わせている。
今回はドリュウズを意識したためHBベースにしているが、HDベースにするとC211ブレードギルガルドのシャドボ2連耐えも達成できるので、このptではそちらでも良かったか。pt単位で襷、弱保どちらでもギルガルドがキツすぎてマッチングするたび発狂していた。
挑発→とんぼ返りで襷もキンシも潰せるぞ!
みんなも使ってみよう!
それアーマーガアで良くない?という意見は正論すぎて、こちらの急所にぶっ刺さり致命傷を負うのでやめてくださいお願いします。
選出率はダントツの最下位。
その選出回数、なんと1回。
その1回も、オーロンゲに電磁波もらって痺れまくり、裏から交代で出てきたギルガルドに挑発を打つことなくとんぼを打つハメになりギルガルドに蹂躙される要因を作るだけに終わった。
実質5匹で戦っていたことになる。某アグノム好き実況者さんの真似事かな???
トルネロスがいればもっと戦えたんだがなぁ!?
アーマーガアの名残りでヘビボ入り。
意外と似合っててそこだけカッコよかった。
・鋼枠
ニャイキング@拘りスカーフ
性格:陽気
特性:かたいツメ
実数値(努力値):145-162(252)-120-×-81(4)-112(252)
技構成:アイアンヘッド、インファイト、じゃれつく、とんぼ返り
なんの変哲もないスカーフニャイキング。
スカーフ込みで最速100族を抜けるが、環境に最も多い100族であろうリザードンに対する物理打点は有用な技がなかったので諦めた。
ミミッキュ、サザンドラ、トゲキッス辺りを抜くためだけにスカーフを持たせた。
かたいツメの補正は偉大で、思ったよりも火力があった。
ダイマックス技にはかたいツメ補正が乗らないので、ダイマックス適性は低め。
しかし、状況によってはダイマックスを切って無理やり攻撃を耐えたりした。
トゲキッスのマジカルシャインは辛うじて2耐えするので、無茶な後出しも頻繁に行っている。
選出率は5位。
岩技があればもっと出せていたかな?という印象。
ヘビボ入り。やっぱ鋼タイプはヘビボが似合う。
余談だがこいつの厳選中に夢特性の色違いが産まれやがった。ひかおまもない中、剣盾初のタマゴ産色違い。とある大会の景品に献上した。
・格闘枠
ネギガナイト@ラム
性格:意地っ張り
特性:きもったま
実数値(努力値):137-205(252)-116(4)-×-102-117(252)
こちらもただのASぶっぱしたネギ戦士。
たまねぎせんしではない。
ネギガナイトは襷やスカーフが多いのかな?今回はラムを持たせて、初手のステロ欠伸に対応する構え。
リフブレはカバルドンを意識しつつのpt内唯一の水地勢への打点、はたき落とすは面倒なアイテムを除去できる他、超・霊への最高打点。
ダイジェットやダイスチルを使いたい場面も多々あったが、そんな技スペースはない。
相手の型読みが必須で、襷型ならはたき落とす2連、キンシ持ち相手なら剣舞からはたき落とす。
前者のシャドボ+かげうちを、乱数で耐えることを要求される(絶望)。
また、トゲキッスの起点にされてしまうのが厳しかった。
あの白い悪魔ホント強すぎる……。
前述したアオガラスの追い風を受ける予定だった子。
S117は追い風時に最速スカーフドリュウズ(S231)まで抜けるので、ドリュウズ対面追い風とんぼ→インファイトで大体のドリュウズは突破できる算段だった。
実際にやっていたらアオガラスが怯んでいたこと間違いなし(確信)(芸人魂)。
ドリュウズは少し削ってからニャイキングで倒したり、ネギガナイトで倒したり、クレベースで倒したりと様々だった。
カスタマイズ性能がとても高いと感じたので、今度使う時は色々と調整してみたいな。
選出率は4位。
ギリギリ半分選出していない。
選出した際はかなり活躍してくれていた印象。
耐久無振りドラパルトがはたき落とすで乱数なのが少し辛かったかな。
フレボ入り。ネギ背負ってる(持ってる?)せいか緑色のボールに入れたくなる。
内容とはまったく関係ないけど、使ったポケカの画像、こいつにガラルの表記要らねえだろ。ネギガナイトはガラルにしかいないんだし。ニャイキングも同じく。
すごい違和感。
・エスパー枠
オーベム@拘り眼鏡
性格:冷静
特性:アナライズ
実数値(努力値):175(196)-×-103(60)-194(252)-115-45(個体値11)
技構成:サイコキネシス、サイコショック、10万ボルト、トライアタック→トリック
対トゲキッス決戦兵器。にならざるを得なかったハーレム王。
鳥と剛毛鋼猫と女騎士とゴツいテーブルとぬめぬめした龍を侍らせながら、こちらをレイプしようとしてくるイケメン白デブやイケメンキョダイ水龍に必死に抗った。
調整はHPは16n-1、Cぶっぱ、余りB。Sは適当に妥協しただけで、どうせなら最遅を粘るべきではある。
ある程度の物理技を耐えるために余りをBに回したが、役割を考えるのDに振った方が良かったか?
眼鏡アナライズの火力は馬鹿にならず、火力を舐めたプレイングをしてくる相手を何匹も屠ってきた。
最初はサザンドラへのせめてもの打点にトラアタを仕込んでいたのだが、ダイウォールを使えない不便さに耐えきれず途中でトリックに変更した。
今の環境は物理が薄い相手、特殊が薄い相手がかなりはっきりしており、眼鏡持ちエスパータイプはサイキネショック両採用が必須レベルだと思う。
10万ボルトを採用したのにはキッスやラプラスへの遂行速度を上げたいという意図があったのだが、主にニンフィアの欠伸に対してダイサンダーで切り返し起点になるのを防ぐなど、思わぬ副次効果があったので採用して良かった。
なお、キッスラプラスは型次第ではあるものの非ダイマ時にダイサイコを耐えてくるので、余裕があるなら眼鏡補正が乗るサイコショックを打ちたいところ。
だが実際は、キッスのエアスラやラプラスの零度を考慮するとダイマを切らざるを得ない場面が多かった。
自己再生を覚えることが知られているのかどうかわからないが、対面時に悪巧みや絶対零度を押してくることがかなりあったので、裏にダイマを切りたい選出である場合は思い切って攻撃する必要があると感じた。
ダイマを切る場合でも、ダイサンダーで一撃で倒すことを狙う場合と、相手にダイマを切らせるためわざとダイサイコを撃つ場合があった。
悪巧みを積んだキッスやキョダイラプラスは、残りHPが少なくてもこちらを倒すことを狙ったり、壁を貼るためにダイマしてくることが多かった。
まあ、相手依存であり安定する立ち回りではないので、ワンパン狙いが1番安定するのかもしれない。
選出率は2位。
受けサイクル(特にドヒドイデ)を粉砕しまくった。
本当に火力が舐められている(アナライズが知られていない?)のか、チョッキ持ちっぽいヒトム受け出しなどが後を絶たなかった。
サイコショックでお帰りいただいた。
この子で相手の2匹持っていき、ラストにダイマを切らせてから散ったこともあったりして、ポテンシャルは素晴らしかった。
ウルボ入り。謎生物感あってウルボが似合っていた。
・氷枠
クレベース@オボンのみ
性格:腕白
特性:がんじょう
実数値(努力値):201(244)-137-259(252)-×-68(12)-48
技構成:つららばり、ボディプレス、自己再生、鉄壁
テンプレクレベース。
前回記事のバンバドロくんのじきゅうりょく1回発動後よりも硬いとかいう、訳わからんレベルの物理要塞。
誰かがオボンで使っていたのを見たことがあり、今回持ち物はオボンを採用したのだが、このptでは混乱実の方が合っていたと思う。
HB腹太鼓カビゴンの140キョダイサイセイが70%前後のダメージだったので、そちらまで意識する場合はオボンである必要がある。
オボン込みで鉄壁が間に合ってしまう(硬すぎ)。
しかしこのptではラス1クレベースをトゲキッスやドラパルトに特攻させ、そのまま相手の物理枠まで相手にしなければならない展開がままあった。
その際にキッスやドラパルトにがんじょうまで削られることもあり、オボンでは回復量が足りないこともあった。
普通のptに入れる分には、オボンの方が安定するだろうなという感想だった。
選出率は堂々の1位。
最近はドラパミミカビやらミミカビウオノラやらで物理受けが選出必須みたいなところがあった。実際40回以上選出しているし。
1番恐ろしい物理アタッカーはドリュウズ。1回怯ませてから引くプレイングホント許さん(血涙)。
あんまり急所負けしてない方だと思う。俺のポケモンにしては自覚がある方だった。
つららばりは2〜5発まで、確率通りに出ていたかなという印象だし。
ヘビボ入り。
お前ヘビボ大好きだな?エフェクト1番好きだからね仕方ないね。
・ドラゴン枠
ヌメルゴン@残飯
性格:穏やか
特性:そうしょく
実数値(努力値):194(228)-×-91(4)-148(140)-198(76)-108(60)
技構成:龍の波動、火炎放射、身代わり、命の雫
恐らく、技構成を誰にも当てられることのないポケモン。
命の雫は、ソロレイドをやる時にピッピやトゲピーが使っているのを見たことがある人がいるかもしれない。
効果は、自分と味方のHPを1/4(小数点以下四捨五入)回復する。ダブルバトル用の技である。
ヌメルゴンは今まで、回復手段が眠るしかなかった。なので、うるボ眠る型以外では高い特防を活かしたチョッキ型が主流だった。
しかし今作、ミロカロスからの遺伝で命の雫を習得。デメリット無しの回復手段を得た。
このためにミロカロスをオスで育成する必要があったのだが、メス理想個体が4匹産まれて悲しかった。
調整は、HPを命の雫効率を考慮して16n+2。HDラインは身代わりが眼鏡FCロトムの悪の波動確定耐え。Sは4振りロトム抜き。残りをCに多く回した。一応、追い風を受ければ最速ドラパルトの上を取れる。
受けサイクル相手にTODで何度も勝利している。オーベムで1匹倒し、低火力相手に身代わりを張ってなんやかんやして降参をもらう、ということを良くやっていた。
今までは残飯と身代わりがあっても、熱湯で火傷した場合ドヒドイデを完封することはできなかった。回復技のおかげで、火傷してもドヒドイデを完封できるようになったのは非常に大きい。
龍の波動は一致打点なので必須として、残り1枠は何にするか非常に迷った。ヌメルゴンは習得できる範囲が異常なほど広い。
今回は、そうしょくを活かしてナットレイに受け出しする場面があるかもしれないことをメインに意識して火炎放射を採用した。クレベースが物理鋼タイプに有利とは言えないので、そこのカバーも込み。
一応、ダイマックスを切れば珠アイアントのダイスチルを耐えるので、対面殴り勝つことが可能だったりする。
選出率は、オーベムと同率2位。
まさかの同じ選出回数だった。仲良しかよ。
選出する時は相手ptにロトムがいることがほとんどで、チョッキではない場合トリックを強く警戒して立ち回っていた。
チョッキが判明した時は悪い笑みを浮かべていた。カモだし。
ラブボ入り。可愛い。
単タイプドラゴンはみんな優秀だから気が楽だった。
今回の18匹では、オノノクスよりもヌメルゴンの方が良かった感がある。アンケートに答えてくれた皆様に感謝ダァ……。
本当に良く頑張ってくれた。ありがとう。
【戦績】
実質5匹のptでの戦績、どうなったのでしょうか!?
150戦終了時点で、68勝82敗。
はてさて、結果は?
これだぁ!!
デデン!!!!(迫真)
50戦終了時には(勝敗イーブンにできなかったかぁ〜)とか思って何故か悔しがっていたのですが、31勝19敗という結果に気づいた瞬間にすごく喜びました。
まさか単タイプ5匹でこれだけの勝率を叩き出せるとは……。
個々の調整が活きた感じですね(適当)。
ちなみに、瞬間最高順位はこちら。
まあ、こんな低い順位で何言ってんの?と言われてしまえばそれまでなのですが、個人的には嬉しかったですね。
5桁の前半に来れるとは思ってませんでしたから。
このptのレンタルコードも置いておきます。
アオガラス以外は使える子です(本音)。
特に、ヌメルゴンの調整は自信を持ってオススメできます。もし良かったら遊んでみてください。
【今回の単タイプ統一企画の総括】
純粋に楽しかったです。
USMでも同様の企画をやったことがあるのですが、単タイプ統一は補完を取りにくいので、厳しい相手を突破する手段を模索するのが大変ですが面白いです。
今作はメガが廃止になった代わりに、ドラパルトを筆頭にダイマ込みで対処しにくいポケモンたちが爆発的に増加しました。
18匹揃った時点では頭を抱えていましたが、最終的な戦績がほぼイーブンになったのはとても意外でした。やればできるものですね。
恐らく、18匹から勝つためのptを1つ作ることを考えるなら、勝率は7割近くなるのではないかと感じています。
フォクスライ、バンバドロ、オーベム、クレベース、ヌメルゴンは確定でしょうかね。ラス枠でトゲキッスをもう少し意識したいところです。個人的にはそんなの無視して②のダストダスを使いたいですが(クソ陰キャ並感)。
充実した企画を完遂できたのは、ポケモン募集に対してリプをくれたりアンケートに投票してくれた方々のおかげです。
この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました!!
また企画をする時にはよろしくお願いしますね!
来シーズンからは忙しく、あまりポケモンに触れられなくなると思います。
マスボ級に上がるためのptを募集して対戦、マスボ級に上げたら終わりみたいな感じになるかもです。
また記事を書く際にはよろしくお願いします。
お読みいただきありがとうございました。
では、また次回。