リージョンフォーム(ガラル)統一パでマスボ級へ!
皆さんこんばんは、ごぶりんです。
今期はマスボ級に上がるためにタイトル通りのコンセプト統一パを使ってみたところ、考察段階で薄々察していた通りにヤバかったので……鬱憤を記事にぶつけることにしました。
では、だらだらと書き連ねていきます。
【使用するポケモンの選択】
そもそも、このコンセプトで使用できるポケモンって具体的には何かわかりますか?
俺は自信がなかったので調べました。
以下に列挙します。
ニャース、ポニータ、ギャロップ、カモネギ、マタドガス、バリヤード、サニーゴ、ジグザグマ、マッスグマ、ダルマッカ、ヒヒダルマ、デスマス、マッギョ、ヤドン
の計14種です。
ネギガナイトやバリコオルなどの進化系は、ガラルでの新種なので除外します。
コンセプト統一にそんな甘えは許されない(謎の拘り)。
さて、一覧を見てもらえばわかると思います。
水と炎の一貫がやべえ。
ミミドラパに勝てそうなのがいねえ。
キッスを受けられそうなのがいねえ。
などなど、今の環境を舐め腐ってるとしか思えないラインナップです。
これについてはゲーフリに少し文句を言いたいですね。このコンセプト統一をやる人が現れることは予想できたと思うんですが、もうちょっとなんかなかったのかと。おかげで苦労しました。
色々問題は積み上がっていましたが、必死こいて考えた結果、使用する並びは次のようになりました。
使用可能なポケモンの中で明らかに強いヒヒダルマ、サニーゴはすぐに確定しました。
ただでさえ弱いメンツなので、最終進化系は採用するべきだと思いマタドガス、マッギョ、ギャロップを投入。
サニーゴを使う以上、ゴーストの一貫を切れるマッスグマも必要だと判断し、採用。
これで6匹揃いはしたんですが、一貫がえげつない水への打点が持てないことに気づいてしまったため、誰かをフリーズドライを使えるバリヤードに変えようと思いました。
誰を解雇しようか考えた時、環境に対する明確な役割が思いつかなかったギャロップを切り捨てて構築が完成しました。
【個別紹介】
ここだけ通例の常体で。
マッスグマ@進化の輝石→気合の襷
性格:陽気
特性:はやあし
実数値(努力値):159(44)-91(4)-108(212)-×-82(4)-166(244)
→159(44)-118(220)-81-×-81-166(244)
技構成:はたき落とす、挑発、捨て台詞、電磁波
Sは最速サザンドラ抜き。Hは定数ダメ意識の16n-1で、輝石を持たせていた時はBD偶数かつB最大になるようにしていた。
しかし、サニーゴに輝石を持たせるのが一番強いという当たり前の結論に行きつき、その煽りを受けて持ち物と調整が変更になった。
襷にすることで初手の安定感が増し、元から高かった選出率が跳ね上がった。相手に嫌がらせをした後、裏のダイマックスエースで積んで相手全員を倒すことを目指すのが基本戦略となる。
電磁波をよく外していた。
というより、今回のptは全員かなりヤバい方向の自覚を持っていたのか、やたら外すわ有効急所もらいまくるわで序盤は笑いしか出なかった。キャスを見てくれた人たちは知っている。
スパボ級での対戦が一番ひどかった。一時期このレベルで負けている。
しかし、マッスグマ自体は全然弱くはなかったので、普通のptでも使えないことはないと感じた。わざわざ採用するレベルかと言うと全くそんなことはないが、ネタ枠やテーマとして採用しても仕事はしてくれる、という感じ。
S100族なのが地味に偉い。ミミッキュに致命的な隙を晒すメンツが並ぶ中、大健闘してくれた。
選出率は3位。
マッギョ@弱点保険
性格:陽気
特性:擬態
実数値(努力値):189(36)-133(252)-119-×-104-88(220)
技構成:地震、飛び跳ねる、不意打ち、電磁波→欠伸
全抜きエースになりたかった設置罠。
Sは3加速で準速スカーフエースバーンくらいまで抜ける。準速だと2加速で最速100族をちょうど抜けるので、環境的には準速で足りると思われる。
今回はついでとばかりに11nにしたが、無振りアーマーガアを抜けるようになり上から補助技を入れられる。この調整が役に立ったことは1度もなかった。泣いた。
使ってみた結果だが、こいつにエースの適性はない。せっかくの地面タイプなのに、環境にいる電気タイプに勝てないのがクソほど弱い。
型破りってすげー。
なお、タイプ的にはミミッキュにそこまで不利ではないように思えるが、鋼技を採用していないため不利。採用しなかった理由は簡単で、こいつの物理鋼最高打点がメタルクローだから。アイアンヘッドは覚えない。ふざけんな。
こいつにダイマを切った対戦はほぼ負けているはず。完全に育成する方向を間違えた。
オッカを持たせて耐久調整を施し、カウンターや欠伸とかを持たせる構成にした方がこのptには合っていたと思う。
選出率は5位。
サニーゴ@カシブのみ→進化の輝石
性格:図太い
特性:のろわれボディ
実数値(努力値):167(252)-×-167(252)-86(4)-120-50
技構成:祟り目、力を吸い取る、鬼火、瞑想
何の変哲もないHB特化サニーゴ。カシブでミミッキュの攻撃を耐えて鬼火撒きたいなという願望を持っていた。カシブの時期にミミッキュと1度も対面していない。何故だ。
等倍技のダメージが痛すぎたことに加えて、pt単位で無理すぎるリザードンを起点にできなかったため輝石を持たせることにした。すごく強かった(小並感)。
ただし輝石でもサンパワー珠リザードンは全く受からない。あいつ強すぎ。
全抜きを狙うために瞑想を仕込み、祟り目を打点とした。余りをCに振っているのはCD上昇の効率を考慮しているため。
実際、全抜きもしているので技構成は正解。
芸人の魂を宿したサンゴ。攻撃1発目で急所なんてザラ。2連急所もザラ。本当にウケる。
全人類で最もガラルサニーゴでダイマックスしたトレーナーを名乗れるかもしれないレベルでダイマックスした。
選出率1位。
マタドガス@残飯
性格:穏やか
特性:化学変化ガス
実数値(努力値):161(164)-×-142(12)-106(4)-134(252)-90(76)
技構成:ワンダースチーム、火炎放射、蓄える、痛み分け
対トゲキッス決戦兵器。
化学変化ガスはフィールドで発動する特性を無効にする特性なので、天の恵みも強運も無効にできる。従って、トゲキッスに不利な運ゲーを押し付けられることはなくなり、勝ちの目が見える(勝てるとは言ってない)。
HPを16n+1に調整し、Dを特化させても蓄えるを積まないとお話にならない特殊耐久しか持ち合わせておらず、回復ソースは持ち物と痛み分けor眠るしかない哀れなポケモンなので、毒技を仕込むスペースは存在しなかった。サザンドラも見たかったのでフェアリー技切りの選択肢はなし。
無振りの通常トゲキッスに対してダイフェアリーが4割程度しか入らないため、遂行にめちゃくちゃ時間がかかる。
Sをここまで伸ばしたのは、Sに少し振ったアーマーガアを抜きたかったから。12振りまで抜ける。
なお、この記事を書き始めた時に気がついたが、こいつ毒タイプなので持ち物は残飯ではなく黒いヘドロでいい。
50戦する間、トリックで何度かパクられたりしたのにも関わらず1度も気がつかなかった。
こいつポケモン下手くそだな???
また、化学変化ガスは大体プラスに働いたのだが、カットロトムの浮遊を無効にしてしまいダイサンダー→フィールド補正ダイサンダーで殺されそうになった面白体験があった。
しかし、蓄えるを積んだ時の嫌がらせ性能は比較的高く、痛み分けで相手のHPを奪ってワンダースチームで混乱を狙う妨害プレイは楽しかった。
サニーゴがダイマックスしない場合、大体こっちがダイマックスする。ダイマックスの割合は半々くらい。
選出率2位。
バリヤード@リリバ→ラム
性格:図太い→臆病
特性:やる気
実数値(努力値):157(252)-×-128(252)-110-111(4)-120
→125-×-85-142(252)-111(4)-167(252)
技構成:フリーズドライ、挑発、鉄壁、バトンタッチ
このptで役割を見出すことが難しかった。最初はサニーゴが輝石ではなかったため、物理耐久底上げのために鉄壁バトンをしようと考えていたが、1度も上手く決まらなかった。悪霊の一貫がキツすぎる、そりゃ上手くいくわけがない。察してたけどやってみるしかなかった。
サニーゴの持ち物を輝石にしてからは選出する機会も減っていたのだが、天然ピクシーがゲロすぎることに気づき、スキスワを採用した特殊アタッカーに変更した。ドヒドイデへの打点も兼任している。
ワンチャンほのおタイプの貰い火だったりラプラスの貯水パクれたらいいなぁという軽い気持ちだったが、対戦にてスキスワで天然を貰い受け挑発で月光を潰してピクシーをゴリゴリ削り、裏の圏内にねじ込む完璧な立ち回りを決めている。C無振りピクシーの大文字が7割程度のダメージだったので、持ち物や調整次第では2耐えもできそうな感じ。もっといいptに入れてあげたら活躍の機会がありそうだと感じた。その時は要追加考察。
選出率6位。
ヒヒダルマ@拘り鉢巻
性格:陽気
特性:ごりむちゅう
実数値(努力値):191(84)-192(252)-76(4)-×-78(20)-147(148)
パワーこそ正義と言わんばかりの火力ゴリラ。
調整は最速ギャラドス抜き、火力はぶっぱ。反動ダメによる消耗を考えてあまりをHPに多めに振ったが、この分をDに回すと特化ドラパルトからの大文字の乱数がかなり変動するため、そちらの方がよかった。
このptで最も対策される。初手にスカーフドラパルトを呼ぶ回数が尋常ではなかった。
初手に置くよりも、刺さってる相手に対し2番手に出すことが多かった印象。初手の出し負けケアができるptじゃないので。
エッジは申し訳程度のヒトム対策。やたらと外して無償突破されまくった原因ではあるが、鈍い眠るカビゴンの眠るタイミングに後投げしてエッジ3連当てうち1発急所で突破したりもしたので採用して正解だったとは思う。
Sを落としている関係上、ドリュウズに隙を見せるが、ドリュウズに対してはサニーゴがそれなりに有利を取れるためあまり気にならなかった。
本当に火力だけは凄まじかった。
選出率4位。
【結果】
40戦ほどでなんとかマスボ級に上がることができました。
その後、50戦まで対戦を続けたところ戦績は25勝25敗。ぴったり5割の勝率となりました。
正直言ってミミッキュが辛すぎたんですが、思ったより選出されずに済んだ印象でした。
マタドガスの鬼火を警戒したとかそういった理由なのでしょうか?真相は闇の中です。
少し改良したptのレンタルコードを置いておきます。
変更点は、マタドガスの持ち物を黒いヘドロにしたことと、ヒヒダルマの努力値振りを変えてHDラインを191-78から181-88にしたこと。それと、マッギョは大幅に型を変えました。
性格:生意気、実数値:216-101-130-×-138-46。技構成は不意打ち、カウンター、欠伸、ステロ。持ち物はオッカのみ。
HBは特化ドリュウズの地震確定耐え。ここまで耐えるなら環境の物理技を大体1発は耐えられるはずです。
雑にDを伸ばして、適当にステロ欠伸をやらせる型です。オッカ込みで特化ヒトムのオバヒは2発とも最高乱数を引かれなければ耐えます。
最遅タイプ:ヌルにも抜かれているので、下から欠伸が打てます。
地割れがないので、カビゴンなどの接地しているポケモンにすら起点にされる点は注意。地割れに変えるならステロの枠だと思いますが、リサイクルのないカビゴンはサニーゴで潰せるのでそれらに起点にされるのは諦めました。
もしよければ、このptで遊んでみて、俺が感じた辛さを味わってみてください。
次は、単タイプ統一の記事3本になります。
もしよければ、次回の記事も読んでいただけると嬉しいです。
ではまた。