【初めに】
皆さんこんにちは、ごぶりんです。
今回は、みっきいさん主催の仲間大会『第5回御嬢様杯』に参加した際に良さげな構築が作れたので記事を書くことにしました。
特殊ルールは『ptをメスで統一すること(オスのみ、性別不明のポケモンは使用することができない)』『使用率上位及び準伝説のポケモンはptに1体まで(対象ポケモンが告知される)』の2つのみ。
一応他にも細かいルールはありますが、最重要は上2つですね。
では早速、使用構築を紹介していきます。
特殊ルールありの仲間大会は、何かしらの独自のルールを決めた上で頑張って勝利を目指したい派なので、育成済みのメス個体を組み合わせてptを作るみたいなことはしていません。
そういう組み方で参加されている方を否定しているわけではないですよ。
【並び】
いやぁ、強そうですねぇ。
数多くのポケモンを育成してきたと自負している俺でも、ラッキー以外の5体は初めて育成しましたが。
きっと強いはずです、えぇ。
【採用経緯】
まず、御嬢様杯ということで「ポケモンにおける御嬢様とはなんだろう?」ということから考え始めました。
やっぱりメスしか存在しないポケモンかなぁ……でもそれだと捻りがないよなぁ……とか考えながら一覧を眺めていた時、2段進化のポケモンがそれなりにいることに気がつきました。
ここで天啓です。「お嬢様ということは成長過程?成長しきった姿(最終進化系、そもそも進化しないポケモン)は奥様とか婦人とかなのでは?未進化ポケモンはお子様感が強いし、中間進化のポケモンが最もお嬢様にふさわしい……?」※個人の意見・主張になります。
ということで、メスしか存在しない種族のうちの中間進化である、ニドリーナ、ラッキー、アママイコ、テブリムを使うことはすんなり決まりました。
残りの2枠も、なるべくメス要素が強いポケモンにしたいです。
では、ここでいうメス要素とは?
そう、ポケモンの性別比です。※個人の意見・主張になります。
御三家などはオス:メス=7:1であり、遺伝子にオスの要素が強いことがわかります(?)。
ポケモンwikiで調べたところ、メスの存在が多いポケモンのうち中間進化のポケモンは、ピッピ、プリン、ゴチミル、マリルでした(マリルは1:1ですが、その進化前のルリリは1:3というグレーな存在です)。
勝ちを捨てる気はなかったので、この中ではかなり強い方のゴチミルと、炎の一貫を切れるマリルを採用することにしました。ルリリとマリルでオスメスの存在比が異なるということは以前から知っていたので、そういう意味でも採用したくなったという面もあります。
これで6体が決まったので、少しでも勝ちの目が残りそうな型にしてptを完成させました。
【独自ルール】
対戦中、ダイマックスしないこと。
こちとらお嬢様ですから。巨大化して、はしたなく大声上げるなんてことしたくなかったのですわ。
この縛り、次回の御嬢様杯に採用されるかもしれないそうですよ?面白いこともあるものですね。
【個別紹介】
NNの由来も紹介します。
ここのみ常体で。
ウズヒメ@拘り鉢巻
性格:陽気
特性:張り切り
実数値(努力値):146(4)-114(252)-87-×-75-118(252)
技構成:毒づき、アイアンテール、地団駄、シャドークロー
NNの由来:ウズ(烏頭)とは有毒植物トリカブトのこと。毒タイプのニドリーナにぴったり。
トリカブトの花は紫〜紺色で、ニドリーナの水色とは少し色合いが異なるが、花言葉の「栄光」が気に入ったのでこう名付けた。
ヒメウズというトリカブトと同じ科の別の植物が存在し、その文字を入れ替えた名前になっているのも高ポイント。
素の状態ではpt内最高火力を誇る。ダイマックスしないので持ち物の拘り鉢巻の補正が必ず活かせる。
が、最速にしても中速の域を出ないので、上から何体も処理するのは難しい。
相手の起点作りなどを圧倒的な火力()で破壊するのが役割。
張り切り外しは2回しかしてないし、それぞれ当てていてもどの道勝てなかった対戦なので何の問題もなかった。頑張ったね。
この子の攻撃モーション可愛すぎてヤバかった。二足歩行でおててを振り回すな。
ミモザですわ@ジャポのみ
性格:臆病
特性:天の恵み
実数値(努力値):325-×-57(252)-55-126(4)-112(252)
技構成:トライアタック、シャドーボール、重力、ステルスロック
NNの由来:ミモザとは元々オジギソウのことで、今回は重力を扱うということもあり名前をもらった。色違いで緑色なのもポイントが高い点。花言葉は「繊細な感情」。
重力を高めて重い女アピールをした上でヒステリー起こして相手に石を投げつける姿はまさに繊細なお嬢様(偏見)。
お嬢様言葉の代表(?)たる「ですわ」も追加された最強の名前。
めちゃくちゃトリック食らった。輝石ラッキーへの警戒がハンパじゃない。
しかしダイマックスしない以上、仮にこちらのエースが上から殴り続けることができたとしても、相手に襷で耐えられたらこちらは絶対に相手の攻撃を耐えない。そのため、襷潰しとしての役割をラッキーに持たせることにした。
ラッキーは化け物じみたHPを活かし、輝石がなくても並みの特殊アタッカーの攻撃を2耐えする。ステロ→攻撃でマジックガード襷持ち以外の襷を潰すことができる。
一方物理も、一致物理挌闘技をぶち込まれない限り一撃死することは少なく、物理との対面からでも1発耐えるならジャポ+ステロでマジガ以外の襷をケアできる。
真面目に使うならハピナスでやるのがいいと思う。
最速にしたのは少しでも上から行動できる可能性を高めるため、てんめぐトラアタを採用しているのは状態異常をばら撒いて運ゲを仕掛けて積む以外に勝ち筋がないため。
重力はニドリーナの命中補助として採用したが、1度しか役に立たなかった。NNと関連づけるために外す気はなかったけど。
シャドボはゴーストタイプの削り用。
アサガオひめ@気合いの襷
性格:陽気
特性:鈍感
実数値(努力値):127-92(252)-68-×-69(4)-125(252)
技構成:タネ爆弾、ローキック、我武者羅、甘い香り
NNの由来:アママイコのモチーフのマンゴスチンの存在を無視して、色違いの色合いである紫色の花からアママイコという名前との近さと花言葉を重視して探した。
アサガオの花言葉は「結束」。このptは結束力が高くないと戦えないからね、ぴったりだね(白目)。
ローキックは裏のニドリーナ及びテブリムが上から動ける可能性を上げるため採用。
我武者羅は襷との相性の良さに加え、死に出しマリルを見てアクジェを嫌って引いてくれるプレミに期待する勝ち筋のためにも採用した。
甘い香りはニドリーナの命中補助用だが使ってない。
あわおじょう@カムラのみ
性格:図太い
特性:マジックミラー
実数値(努力値):164(252)-×-128(252)-106-94(4)-69
技構成:ギガドレイン、ほっぺすりすり、瞑想、バトンタッチ
NNの由来:テブリムはミブリムの進化系。つまり身振り→手振り。テブリムは中間進化なわけで、ここから進化するとしたら何か?手振りの発展系→手話?手話だな。
手話……シュワ……シュワシュワ……泡?という連想ゲームが起こり、御嬢様杯ということであわおじょうと名付けることに。
泡といえば石鹸で作れるなぁとまたもや連想ゲームが起こり、じゃあこの子は石鹸お嬢様かぁという認識が固まる。
テブリムには高貴なイメージを持っているのだが、それがソープなお嬢様になるとは……没落して働くことになったのかな?(すっとぼけ)
調整はHBぶっぱ。ギガドレインは、瞑想積みまくったらもしかしたら自身がエースになれるかもしれないということで継戦能力を高める意味と、ほっすりが効かない地面タイプへの打点という意味で待たせた。
ほっすりは麻痺を入れて強引に積むために必須。
瞑想とバトンを合わせて、裏のゴチミルをエースへと変貌させる。
麻痺とカムラで最速135族まで抜ける(夢物語)。
今回は一度も決められなかったが、カムラバトンをニドリーナに繋いでニドリーナに頑張ってもらうことも考えていた。
ひめですわぞ@進化の輝石
性格:臆病
特性:影踏み
実数値(努力値):136(4)-×-122(252)-96(4)-110(36)-112(212)
技構成:アシストパワー、10万ボルト、眠る、寝言
NNの由来:ここまでの4体はメスのみ存在するポケモンだが、ゴチミルはオスメス比が1:3。つまり遺伝子の一部に男が混ざっている。
そのため、「姫ですわ」というお嬢様言葉による自己主張に男成分が混ざって「姫ですわぞ」になってしまった。
相手を逃さない男らしさ(?)があるから仕方ないネ。
調整は、カムラバトンで最速100族抜き、輝石と瞑想の効率重視のBCD偶数。
バトンできなかった時にクソ雑魚ナメクジに成り下がるので、アシパではなくサイコショックでよかったかもしれない。テブリム出せない時も選出しづらかった。
10万は悪タイプを見るだけで選出できなくなるのを避けたくて覚えさせたものの、悪タイプはどの道バトン役のテブリムごとぶちのめしてくるので、アシパ瞑想ねむねごが正解だったかなと思う。
♀→♂じけん@王者の印
性格:意地っ張り
特性:力持ち
実数値(努力値):145-79(252)-70-×-71(4)-92(252)
技構成:じゃれつく、アクアジェット、瓦割り、腹太鼓
NNの由来:ルビは性転換事件。過去の世代では、メスのルリリがマリルに進化する際に性転換することがあった。
原因は、オスメス比の差異。第五世代までは性別が性別値という隠しパラメータにのみ依存していたのか、性別比1:3のルリリから1:1のマリルに進化する際に♀ルリリが♂マリルになることがあった。
それ以降はルリリの性別が固定されてそのまま進化するよう改善された。
この個体はその悲惨な事件を乗り越えたという設定。
振り方はASぶっぱ。
耐久もそんなないし、Hに振るよりはS上げて少しでも上から攻撃できるようにと考えてのことだが、結局上から行動できたことがないのでH244A252D12振りで育成すべきだった。
持ち物もオボンのみにして擬似的な耐久を確保する方がよかったか。
一度3タテしている優秀な子。
余談だがゴチミルとマリルが互いに怖がってるの、ゴチミルは(性転換するとかこっわ……)って考えてて、マリルは(オスっぽくてこわ……)って考えてるみたいでめっちゃ面白かった。
【終わりに】
以上になります。
さてさて、こんなに強そうなptの戦績は〜?
なんと!!
まさかの!!!!
4勝13敗!!!!
いや、まあ、結構勝った方だと思います。
正直全敗も覚悟していたので。
勝った対戦も瞑想カムラバトン決めてゴチミルで制圧、死に出しマリルでハッタリ効かせて太鼓して3タテ、ニドリーナマリル絡みのサイクルを頑張ってなんとか勝利、完全な運勝ちと、やりたかった勝ち方が全てできたので満足しています。
3タテも相当食らいましたが、案外惜しいところまで行ったりと楽しく対戦できました。
ちなみに、チーム名の352.5は6体の平均種族値です。
低すぎィ!
主催のみっきいさん、対戦していただいた方々、ありがとうございました。