エンペルトとたゆたうレートの波間

ポケモンのことを適当に

【S10最高2009】君と掴んだレート2000

はじめまして、ごぶりんと言います。TNはLilyです。
いつも嫁ポケのエンペルトとともにレートに潜ってます。
USMのS10で人生初のレート2000を達成したので、使用していた型を自慢するために構築記事を書くことにしました。
初めて記事を書くので読みにくいところもあるかもしれませんが、最後まで読んで楽しんでいただければ幸いです。

以下、常体にします。また、ポケモンの名前を略称で呼びます。

あ、クソ長いです。
注意!文字だらけです!

《使用した並び》

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《構築経緯》
エンペ入りで頑張りたいのでエンペが確定。
エンペとサイクルを回す上で相性の良いマンダを投入した。
昔マンマンスイが流行ったことからもわかるが、マンダ+マンムー+高耐久水タイプの並びは補完がそこそこあるので電気切りの意味も込めてマンムーを追加。
この3体だと草結びを持っているコケコ、マンダを返り討ちにできる型のレヒレ、格闘Zで気合玉を外さずマンムーをぶっ殺すレボルト、どんな型だろうがミトムやヒトムなどがゲロ重いのでその辺りをガモスが起点にできるのでは?と思いつき、こいつは先に型を考えてから起点にできる確信が持てたので投入。
ここまででバンギ、ギャラが死ぬほど重い。こいつらを相手にするためには格闘技を一致で打てて耐久があり、雷パンチを無理なく搭載できること。格闘技を受けに来る可能性のあるレヒレなどに何かしらの役割が持てる可能性があること。ギャラバンギの無双を止めるために舞われても問題ないポケモンにする必要があった。そんなポケモンいたっけなと探してみるとズキンがいた。即採用。
最後に、ステロでガモスが削られた後にテテフに暴れられると無理だったりそもそもマンダランドとかキツかったり地面の一環をマンダだけで切るのは不安だったのでカグヤを採用してpt完成となった。

ちなみに、使い慣れている種族を使いたいというのが基本的な考えにある。今回新参者はテッカグヤのみで、他は色々と使っている種族を揃えた。


《個別の型紹介》

特性:激流
性格:控えめ
実数値(努力値):173(188)-x-121(108)-150(44)-142(164)-81(4)
技構成:ハイドロポンプ/冷凍ビーム/ステルスロック/吠える

相棒枠。自慢の調整その1。
レート2000達成の立役者。
実はどんな型のエンペが環境に合っているかわからなくなっていて前期までは迷走していた。
今までのシーズンでレート2000以上を達成している方が使用していたエンペを参考にして、自分なりにカスタマイズした。
火力を削って耐久をかなり伸ばしたのだが、それが功を奏した場面が何度もあった。

メガ枠がリザグロスの相手には基本的に初手で投げる。
リザグロスはこのptに刺さっているので初手でぶん投げられることが本当に多い。その場合は即決で水Z。メガ枠を返り討ちにできれば最高の働き。

リザXの攻撃は何でも確定耐えできるが、火力を削っているので耐久無振りリザでも水Zで確1にならない。激流圏内に入ればH252振りリザXは吹き飛ばせる。
リザYは難しく、特化文字or無補正252振りオバヒが乱数。特化オバヒは確定で落とされる。返しの水Zも、H252振りされただけで乱数に入る。オバヒで処理された場合は裏のガモスの起点にするしかないのでキツイ状況になる。羽休めはやめてください死にます。
グロスは陽気アムハンで乱数、意地アムハンで確定。アムハン以外なら激流水Zで吹き飛ばせる。この子がアムハンで飛ばされたのは1回だけでかなりのグロスを処理してくれた。よく頑張ってくれたと思う。

水Zを裏で受けられた場合はステロを撒いていくことになる。レヒレで受けて挑発は無理だから降参待った無し。

アクジェが欲しかった場面は何度かあったが、それよりもステロ吠えるがあって良かった場面の方が多かったのでこの技構成がこの型の結論だと思う。

ジャラランガZしてきたジャラを流すのはこの子の役目。やることが多すぎる。防音ジャラは事故。
ゲッコウガも見れたら見たいが、そこはカグヤかガモスに任せることが多かった。

ミリ耐えして仕事をしてくれたことが本当に多く、この振り方だったおかげで勝てた対戦が誇張抜きに20戦はあった。
ドロポンの命中率が9割超えてた気がする。この子天才か?

選出率2位


特性:威嚇→スカイスキン
性格:無邪気
実数値(努力値):169(甘えた個体値27)-191(204)-150-153(100)-99-182(204)
技構成:捨て身タックル/流星群/地震/大文字

メガ枠。
多くのメガ枠を上から殴れるのが優秀な点。
このptだと舞羽の方が合っているとは思うが、自分が耐久マンダを使うのが下手すぎるので思い切って両刀にした。
最速ジャロ抜き。Aは何意識か忘れたけどABミミッキュが乱数になるので注意。Cはナットレイを確殺できるところまで振っていたはず。
相手のptの5体を確1にできる、みたいな状況も少なかったがあったのでこの型にして良かったと思う。
文字の命中率はたぶん9割超えてた。
ナットハッサムは燃やすべし。向こうは大体引かないので文字を当てる前提で撃ってた。
流星クソ外しで勝てる対戦を落としたこともあったがまあそういう技なので仕方がない。

ガルーラが出てくると交代読みでグンチしか打ってこないので、流星+捨て身で飛ばしていた。いきなり流星を撃つとこちらが居座らないと考えるのか、捨て身でそのままガルーラを処理できていた。不意打ちを打たれたことがない。
冷パン持ちガルが少なかった印象で思い切ったプレイングができた。

マンダに対する思い入れは少ないので結構雑に扱っていた。
ただし、バシャの相手をできるのはマンダだけなのでそこは注意が必要。こいつを大事にしないとバシャの3タテ劇場が開幕する。エッジやめざ氷を持ってるバシャは諦めましょう。

選出率3位


マンムー@フィラの実
特性:厚い脂肪
性格:陽気
実数値(努力値):185-150-126(204)-x-96(124)-135(180)
技構成:氷柱針/地震/氷の礫/どくどく

地雷枠。自慢の調整その2。
こういう変な調整が大好きなので普段から色んなポケモンで変なことをしている。
今回は、ガッサが嫌いすぎるのでステロを撒かれてもガッサに勝てるような型にしたくて耐久調整に挑戦したらできてしまったので採用した。
この耐久のおかげで勝ちを拾えた対戦ばかりで、火力のなさで泣いた対戦は2戦、ガブとランドを礫で処理できなかった対戦だけだった。

最速ガッサ抜き。
B方面はステロ2回込みで陽気ガッサのマッパを耐える調整兼ステロ込みで特化マンダの捨て身確定耐え。最速ガッサは抜いているので氷柱針→礫で対面からガッサは処理できる。
意図していなかったが、メガクチートの剣舞不意打ちや素じゃれは耐えてフィラを食うので初手対面であれば地震地震で処理することも可能ではある。
Dは臆病コケコの草結びを確定耐え。
一応特化テテフのサイキネも高乱数で耐えるようになっていたが返しの攻撃で処理できないので無意味。

どくどくは呼びまくる物理受けに刺すため。ポリ2に一番撃った。
攻撃に一切振っていないため、イカサマが最大50くらいしか入らないのでポリ2としばらく殴り合うことはできる。
また、A無振りの弊害として耐久無振りのレボルトやアーゴヨンに対して礫が最低乱数を引くと半分も入らないので要注意。マンダ相手には舞われていなければ氷柱針を押していきたい。
この記事のためにダメ計して初めて知ったが、耐久無振りマンムーならメガバシャのステロ+フレドラで落ちるところこのマンムーは確定で耐えるらしい。甘えたプレイングをしてくるメガバシャを返り討ちにできるかも?
電気タイプはむしろガモスの起点にしていたので選出率は低め。

選出率5位


テッカグヤ@バンジの実
特性:ビーストブースト
性格:呑気
実数値(努力値):204(252)-121-157(156)-128(4)-132(84)-74(12)
技構成:ヘビーボンバー/火炎放射/めざめるパワー氷/岩雪崩

物理に対する壁枠。今回の並びでは信用度が一番低かった。初めて使ったし。
努力値振りは真皇杯北海道予選でお世話になったてぃーぽっとさんの調整を許可を頂いて丸パクリした。調整意図はあちらに聞いてください(丸投げ)。
Sは4振りクチート抜き抜き抜き。ただ、クチート相手にはエンペの方が安定するまである(叩きのダメージを抑えられる)ため、クチートの相手をする時は過信はしなかった。
テテフ、ミミッキュ、霊獣ランドロスガブリアスメガマンダなどを受ける目的で選出することが多かった。

真皇杯予選のてぃーぽっとさんのテッカグヤは技構成が岩雪崩→宿り木の種だったが、このptはリザを投げられてSを上昇されると勝ち目がなく、またテッカグヤ相手に後投げする人が多かったので途中で岩雪崩に変えたところ、勝率が跳ね上がった。
リザへの交代のタイミングはかなり読みやすく、岩雪崩でリザを処理してイージーウィンといった展開も多かった。1回交代読みを完璧に当てたのにクソ外ししやがったのは許さない。負けたし(責任転嫁)。
ガモスカグヤ対面を作られるとこちらが引く読みの蝶舞をされることが多く、また襷持ちが少なかったためガモスを無償で突破したことも何度か。岩雪崩搭載はpt的にも最良の選択だった。
ゴーリ相手にも頑張って動いて当ててくれたりしたので、よくやってくれた1匹。

文句はほとんどないが1つだけ。
1発攻撃を食らっただけで追加効果を引くのはやめてください。バンギに受け出して砕きでB下げられたあの瞬間ほぼ負け確になっちゃったから。ポケモンやってる以上は仕方ないけどさ……。

選出率4位


ウルガモス@ウイの実
特性:炎の身体
性格:穏やか
実数値(努力値):177(132)-x-85-155-170(236)-138(140)
技構成:炎の舞/サイコキネシス/ギガドレイン/蝶舞

特殊受け枠。自慢の調整その3。
耐久ガモスが結構流行ってるみたいだからもしかしたら誰かの調整と似てるかもしれないけどこいつは何も見ないで作ってる。信じてください、何でも(ry。

技構成は必須とも言える蝶舞、耐久振りで火力が足りないので殴りながら火力を上げられる可能性のある炎の舞、アーゴヨンを役割対象にしたいという願いを込めてサイキネ、特殊水ポケすら起点にする気でいるので舞う間に食らったダメージを回復でき有効打にもなるギガドレインの4つを採用した。

特殊全般を無理矢理起点にする。起点にできないのはこちらが蝶舞する前に水Zを切る選択ができるゲッコウガ使いとサイコショッカーカプ・テテフウツロイドくらい。あ、CS眼鏡レヒレも無理。
このガモスはHP満タンの状態なら臆病コケコのフィールド電気Zやレボルトの電気Z、積んでない臆病アーゴヨンの龍Zもしくは悪巧み後の炎Zを耐える。
コケコの方は上昇なし電気Z+D2↑10万を余裕を持って耐え、アーゴヨンはサイキネで確1が取れるため対面からは相当に有利。
眼鏡レヒレのドロポンはD上昇がなければ超高乱数で持っていかれるので上取られてた場合は避ける。上から舞うことができれば118〜138ダメージに抑えられるが、ウイを食べることができないため連続で食らうと落ちる(HCレヒレに対する1舞ギガドレ回復量は30〜35程度)。
ゲッコウガはどうせ手裏剣か熱湯なので無視して起点にしていた。

こいつの立ち回りで一番重要なのはステロを撒かれた時。
前述したようにHP満タンであればコケコやレボルトの電気Zを耐えるものの、HP半分になってしまってはそれも叶わない。
しかし、素の10万ならHP半分から確実に耐えることができる。
したがって、今期はステロを食らいながらもガモスを投げる→電気Z読みで即バック→再度登場でウイを食べてHPを半分確保からの蝶舞して全抜き、という立ち回りを10回くらいした。
この流れで読み負けたことはなかったので、耐久ガモスの硬さが知られていないことに感謝しながら対戦していた。

サイキネはアーゴヨン用だが、このptのバシャに対するもう1つの突破口でもある。
相手のptにバシャーモがいた時は急所被弾のリスクもあるが起点相手に積極的に3舞するようにしていた。
またサイキネ採用の利点は他にもあり、1舞サイキネ+通常サイキネでH振りドヒドイデが確定で落ちること、2舞すれば耐久調整をしているヒトムのHPを半分削れることが挙げられる。

エンペが流せなかったジャラを相手取るのはこの子。2舞で最速ジャラも抜ける。がんぷう持ちはやめてください勝てません。

1回目の10万で麻痺を引いて負ける流れを通算で5回やらかしてくれてることと、レート帯が低かった時に炎の身体の発動率が0%だったことを除けばとてもよく頑張ってくれた。
急所負けを1度しかしていないという優良個体。

選出率1位


ズルズキン@オボンの実
特性:威嚇
性格:腕白
実数値(努力値):171(244)-136(204)-157(60)-x-135-78
技構成:ドレインパンチ/叩き落とす/雷パンチ/冷凍パンチ

ゲロキツメガ枠を一手に引き受けてptを支えた土台枠。ドダイトスではないです。
ギャラ入りはやべえくらいギャラが出てくるためほぼ選出していたが、バンギ入りはズキンでバンギを止めたら他のポケモンが圧倒的に通しやすくなる場合のみ出していたのでそちらでの選出は控えめ。
技構成は役割を遂行するための雷パン、バンギやメガギャラと打ち合う場合の回復ソースがオボンだけだと不安なのでドレパン、ドレパン読みで出てくるテテフやらレボルトやらのスカーフを叩き落とせれば爆アドなので叩き落とす、ランドやガブなどと最後に対面した場合に負けないように冷パン。
調整は耐久意識で意地メガギャラの滝がA上昇なしで乱4(オボン非考慮)、あまりいないとは思うがA上昇なしメガバンギの馬鹿力確定耐え。
他は特に意識していないが、一応メガバシャの膝を威嚇込みでHP満タンであれば確定で耐える。耐えるだけなので特に意味はない。

上のレート帯でギャラに受け出すとよく挑発が飛んできたが、ズキンをギャラに投げる時点で補助技では間に合わないので何かあると考える方がいいと思う。ASギャラは雷パンで低乱1だが、ギャラはもう何も耐えなくなるので脅威度が皆無になる。
A上昇なし飛行Zは確定で持っていかれるので、メガか怪しい場合は1度引くことを心掛けていた。A1↓飛行Zは確定で耐えるのでそんな状況の時は突っ張っていた。

出した時は頑張って仕事をしてくれた。
滝怯み連打で負けたのは1度だけ。

選出率6位



基本選出は特になく、ズキンを選出するかどうかを真っ先に決めていた。その後マンダを通せそうかどうかとガモスが舞えるかどうかを考えて選出していたように思う。

今回、選出率には差が出たが、並びに無駄な個体はいなかった。かなり低めの選出率だったマンムーとズキンが他のポケモンだったら、きっとここまで来れなかったと感じている。
初めて無駄の少ないptを組めたこととそのptで結果を出せたことに満足している。
皆本当に仕事をしてくれた。ありがとう。





《最後に》

とても長くなってしまいました。
レート2000という目標を達成できてとても嬉しく思います。
エンペと頑張ってきて良かったです。
次はレート2100を目指してみます。

最後になりますが、S10で対戦した方々、ありがとうございました。
また、ここまで長い文章を読んでくださりありがとうございました。
質問等あればいつでもどうぞ。
QR公開は予定していません(使いたい人いないでしょこんなpt)。

ではまたいつか、レート2000を超えて構築記事を書く時に。


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